本年から遡る事28年前の平成3年にNHKで毎週放送されていた、大河ドラマ第29作「太平記」の全話を収録した、太平記完全版DVDを、先日、ついに購入しました!

この完全版DVDは、DVD7枚組の「第壱集」とDVD6枚組の「第弐集」の二つのパッケージから成り、その二つに全49話が収録されています。
第壱集と第弐集を合わせると、そこそこいいお値段でしたが、「廃盤になる前に、いずれは必ず買わなければ!」とずっと思い続けいたものなので、ワタシ的には満足な買い物でした。

大河ドラマ「太平記」 DVD_01

大河ドラマ「太平記」 DVD_02

大河ドラマ「太平記」 DVD_03

言わずもがなですが、この大河ドラマ「太平記」は、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての動乱期を、室町幕府初代将軍の足利尊氏を主人公に描いた、吉川英治晩年の大作「私本太平記」を原作とした作品で、当時30歳頃だった真田広之さんがその尊氏を清々しく演じました。
大河ドラマとしては初めて南北朝時代を本格的に取り上げた作品でもあり、私も、自分が今まで見た大河ドラマの中では、この太平記は最も好きな作品です。

とはいっても、実は放送当時、私はオンエアではこの作品はほとんど見ておらず(まだ子供だった当時の私は、戦国時代には興味がありましたが、太平記の時代にはあまり興味がなかったのです)、後に、再放送や、ビデオのレンタルカセットなどを観てハマったクチです(笑)。

真田広之(足利尊氏)

特に、作中での以下の人物は、私の中で今も強く印象に残っています。

信長や秀吉のような絶対的・専制的なリーダータイプではなく、よく迷い、戦に負ける事も多々あり、しかしなぜか時々 “謎のカリスマ” としか言いようのない神がかった強烈な魅力を発揮して周りを引きつけ、何だかんだで結局同時代の大多数の人達から支持された、足利尊氏
血気盛んで直情・短気な人物として描かれていた、高嶋政伸さんが演じていた足利直義
常に鎌倉幕府(特に長崎親子)から抑圧されながらも、尊氏を導き、動乱の足音を間近に聞きながら尊氏に後を託して病没した、緒形拳さんが演じた忍耐の人・足利貞氏
豪胆かつ奔放な性格で、これぞまさに「ばさら大名」の典型というような人物でありながら、有能で先読みする能力に長け、一見敵なのか味方なのかよく分らなそうな人物にも見えて結局何だかんだで最後まで尊氏を裏切る事はなかった、陣内孝則さんが好演した佐々木道誉
「南朝方の中心的な武将」「後世にも忠臣として名を馳せた大楠公」というよりは、「河内の気のいいおっさん」感のほうが前面に出ていて、それに加え、役者が武田鉄矢さんであった事からやはり「金八先生」感も強かった、楠木正成
「闘犬と田楽にうつつを抜かす暗君」という、従来から広く知られてきた人物像を忠実に再現しながら、演者である片岡鶴太郎さんの熱演・怪演が光っていた、北条高時
退廃した末期の鎌倉幕府を象徴するような人物で、貞氏や尊氏など足利氏を執拗にいじめ、フランキー堺さんが「本当に嫌なヤツ!」という嫌われ役を見事に熱演した、幕府の事実上の最高権力者・長崎円喜

これから、計13枚あるこれらのDVDを、時間のある時などにゆっくりと楽しみながら観ようと思います!


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